2008年01月30日

『第2回世界アーティストサミット』−シンポジウム第3部

第3部はパネルディスカッションです。
『幅広い分野からパネリストをお招きし、「コアミーティング」の内容を踏まえつつ、芸術の力をどのように企業、行政、社会が認識し、活用していくか、また未来の日本における芸術の役割と可能性を、国際貢献のあり方や藝術立国の可能性にも視野を広げ、討議します。
パネリスト:小山内美江子(脚本家、JHP・学校をつくる会代表)
高辻ひろみ(財団法人せたがや文化財団常務理事、世田谷文化生活情報センター館長)
ちばてつや(漫画家)
津田和明(独立行政法人日本芸術文化振興会理事長、サントリー株式会社顧問)
企画監修・モデレーター:寺脇研(京都造形芸術大学教授)』
といった内容。

NHKの番組みたいで退屈なんだろうなぁーと思ったんですけど・・・・。
「もっと聞きたい!!」という気持ちにさせられました。

パネラーの方特に小山内さん。
あの「金八先生」の脚本を書かれた方です。
固定観念にとらわれずに社会問題を分かりやすく表現され、社会を変えてきた人です。

彼女は「JHP・学校を作る会」を設立し活動されています。
(サイトがあるので↑で調べてみて下さい。リンクは承認がいるのでつけてません。)
JHPは戦争や自然災害で教育の機会を奪われた世界の子ども達に、人種、国籍、宗教、その他の信条の違いにかかわらず広く教育等の援助を行い、また紛争や自然災害で被害を蒙った人々への救援活動と、これらの活動を通じて、次代を担う若者達への地球市民教育を実践することを目的としています。

主な活動として、カンボジアに学校を建てているお話をしてくれました。日本の学生をカンボジアに連れて行っての活動。
助け合う喜びを実現させている立派な方です。

誰よりも勢いがあって行動的。
グローバルな視野を持ちつつ、自分の話す時間や内容をちゃんと考え、謙虚でユーモアもあり・・・・本当に素敵な女性。
憧れます。

それと、ちばてつやさんも淡々とお話されていましたが一言が重くて・・・。
ちばてつやさん、「あしたのジョー」のちばさんです。

「満州ひきあげの人に文化人が多いように思う」とおっしゃったのがものすごく印象的でした。
多感な時期にすごした経験がそうさせるのかもしれないなぁと。
私の母方の祖母もその一人です。
私は彼女の影響を多く受けています。
陶芸や水墨画など、年をとっても学ぶことを好んでいます。
器用な人ではないけれど、でも前向きな人です。
そんな事を思ったりして・・・。

アーティストサミットの最中は、ずっとメモをとっていたのですが、なぜかこの3部だけあまりメモがないのです。
途中からなんだか気分が高揚してしてしまってメモを忘れていたんです。だから3部はこれ以上詳細が書けません(笑)。

そして最後、学校理事長の挨拶。(コレがまた話が長いけど私、大好きなんですよ。)
寂しい時代だけど、私たちでどうにかしようと集まれた事はいい事だって。で、最後にミーティングに参加したアーティストをステージに上げて、突然

「スクラムを組みましょう!!!」と。

アーティストが一瞬躊躇したのですが、みんなでガッツリスクラムを組みました。
そして次々に皆なが抱き合って、イングリッドさんが感極まって涙を流しました。
本当に本当に会場中が感動で揺れました。


そうそう、休憩時間にトイレに行ったら、トイレの入り口で涙を拭いてる子がいました。
3部の途中で振り返ると後の席の子が目頭を押さえていました。

「現役の女子大学生。若い多感な時期。色々思うんだろうな。」

と思っていたのですが、最終的に一番泣いてたのは私でした・・・・。

シンポジウムはずっと一人だったし、一人で泣くのもカッコ悪いしずっとガマンしてたんだけどガマンしきれず・・・。
もぉ、今コレを打ちながら思い出してぐわぁっと涙が出てきそうです。

「気持ちいい」時間を過ごせてよかったです。
大袈裟かもしれないけれど、私の人生の中でとても大きな出来事でした。



で、これで終わりと思いきや〜最後のパーティーへ続く・・・

posted by ケリイ at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ソーシャル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>「満州ひきあげの人に文化人が多いように思う」

なんか、これ私もそう思う。
父方の祖母もそうだったし、死ぬまで(私は幼少期)ずっと一緒に住んでたんだけど、とても印象が深くて。色んな体験をしてきたからこその今なんだよね。

いい経験したね。 
Posted by kumiko at 2008年01月31日 11:10
>kumiko
何も経験してない私たちは偉そうにいえないよね〜。
年配の人は経験してるだけ深いんだろうね。
Posted by ケリイ at 2008年01月31日 16:59
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