2008年01月29日

『第2回世界アーティストサミット』−シンポジウム第2部

artit.bmpものすごく間が開いているのですが、アーティストサミットのレポが中途半端です。

理由は色々あって
「続き書いたら突っ込もうと思ってる。なんかそういうの違うと思う。」
と言われて、打たれ弱い私は躊躇しているというのが1つ。

それと上手くまとまらなくて長くなってしまうのも理由。
それを短くするのをサボっているといった感じです。

先日、主宰元から通信の学生用の冊子にアーティストサミットの記事を掲載したいのでアンケートの協力をして欲しいとの連絡がありました。
そして、昨日本屋で「ART IT」を見たらアーティストサミットの記事が掲載されていました。

あぁ、このまま書かないのも中途半端だなぁーと気が焦っております。
で、長いまんま続きを・・・・。

『第2回世界アーティストサミット』−シンポジウム第2部

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第2部では、Voices from the Artists〜アーティストからの提案として
『「コアミーティング」で話し合った内容を、参加アーティストが報告し、21世紀の世界に対して、芸術、アーティストがどのような役割を担い、積極的、具体的に関わっていくべきかを示します。またコアミーティングを聴講した大学生から選出されたパネリストや会場の聴衆の皆さんへも議論に参加していただきます。
パネリスト:宮島達男、コアミーティング参加アーティスト、聴講者代表二人(京都造形大・大阪教育大生)』
と言った内容のものでした。

内容は始めのコアミーティングの報告、そしてパネリストとして選出された大学生が参加アーティストへ質問。
色々な話がありましたが、印象に残ったのは

「今、アートを学ぶ若者に何を求めますか?」

という質問に坂本さんが

「私は、あなたがどんな考えてどんなものを作成しているか分からない。
なのに『何を求めるか』と聞くのは甘いのではないか?
自分なりの考えを伝えてからでないと応えようがない。」と。

決して質問者だけに対して言った言葉ではありません。
「今の若い人は想像力がない。」と言いました。

その通りです。
考える前に人に聞いてしまう。
アートの世界でなくてもそうです。
仕事でもよく思います。
どうして聞く前に考えないのか?と。
人とのかかわりもそうですよね。
「人の身になってみなさい。」と子供の頃に言われましたよね。
まさしくそれが想像力なのだろうと思います。

「何を求めるのか聞くのではなくて、あなたが何を求めるのか考えるべきなのではないですか?
大人にプッシュしてもらおうなんて甘いんだ。若い子はすぐに答えを求めたがる。」
という返答に私は深くうなずいてしまいました。
私もそうです。
ほんとうにグサッとくるお言葉。

また、これは私も思っていたのですが「世界を救うー救う」という言葉に疑問を感じるという声もありました。

それは言葉にとらわれていると堂々巡りで、その「救う」という言葉が本質的ではないという意見がありました。
ま、そうですよね。

そして極めつけ、私がシラーっとなった質問がひとつ・・・・
それはシンポジウムに参加した一般の人だったのですが

「みんな平和って言うけれど、自分が幸せだからそんな事言えるんだ。
私は人に傷つけられて自殺したいと思ったこともある。
その人を殺したいと思うほど憎いと思っている。
なのに世界の平和なんてほんとうに考える人は傷ついたことがないから言えるんだ。」

なんだか会場もシラけました。
誰だって辛い思いはしているし、乗り越えたり、なかなか乗り越えられなかったりしてきてるんだし。
自分だけって思ってる時点でその人が一番幸せなような・・・。
ま、当の本人は一番不幸だと思うのも分かるし、辛い時って本当に辛いんだとは思うんですけどね。
でも、自分以外が幸せだからって「知らないくせに」ってな発言を大勢の前でマイクを持ってした彼女に私はあきれてしまいました。
もぉーどうコメントしたらいいのかアーイティストの方も困ってるんだろうなーと、
きっと「もっと色々経験すれば見えてきます。」とかそういうコメントだろうと思ったんですよ。

が、さすが違う。

「半年訓練したら地雷撤去の仕事ができるんですよ。いいお給料ももらえる。
してみたらどうですか?
平和について行動しないで、平和が分からないって言うのですか?」
と坂本さん。

そして宮島さんが
「ココに集まっているアーティストの人は、生まれた国で住む事ができずに亡命して、それでも平和を訴えて活動している方もいます。
想像できないほど辛い思いをしてきているんですよ。」と。

有限実行という言葉は、出来ることだけを口にするっていう意味ではなくて、口にした事を実現できるように努力する事。
だから口にしないといけないんですよ。

私がここに書いてることって、きっと話し合う前に分かってないといけない当たり前の事なんでしょうね。

坂本さんは厳しいけれど、言葉は少ないけれど、愛想もないけど。
でも「知らないヤツは無視」ってわけでもなく・・・。
うん、正しい人だなぁと思いました。
怖いけど。

で、しつこく3部へつづく・・・・・。
posted by ケリイ at 20:00| Comment(3) | TrackBack(0) | ソーシャル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『想像力が無い!』坂本っちゃん厳しい〜 
人に直接聞かなくても、すぐにネットで調べるのもよくないんやろな〜
デートに行く店のメニューまでレビューがあるもん(笑) 想像力もへったくれも無いね。
これは怒られるパターンやな。
Posted by ナンチャン at 2008年01月29日 22:43
うーん、考えさせられた。
上を見れば果てしなく、
下を見ても果てしなく。
何をもって「平和です」と言えるんだろう?
うーん?
Posted by veronica at 2008年01月30日 09:54
>ナンチャン
あーそれ私や・・・。
私もそう思ってた、なんでもネットに頼るのよくないよね。
PC依存症やわ。
字も書かなくなったし、漢字忘れていく。
アカンと思って年賀状はあて先手書きにしたよ。
来年はナンチャンにも出すわね。
でもデートのリサーチは嬉しいと思うよ。
でも「行ったことある」フリはイヤやけど(笑)!

>veronica
そうやって考えるんがええんやろな。
「和」って折り合いつけるって部分もあるやろうしね。
Posted by ケリイ at 2008年01月30日 16:27
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