
友達が本を出しました。
ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦
この本は彼(1976生、藤沢市出身。ユナイテッドピープル株式会社代表取締役)のここ10年の実話をまとめたものです。
ガザ地区で出会った少年の
「僕の夢は爆弾の開発者になって、できるだけ多くの敵を殺してやることなんだ」
という言葉に衝撃を受け、彼は何をすべきか自問自答しやってきました。
私が彼と知り合ったのは2年ほど前のアーティストサミットでした。
たまたま隣に座った彼と意気投合し、仲良くなりました。
色々と話しを聞いていたので知っていることも多かったのですが−ページをめくるたびに胸が締めつけられました。
まず、この人が身内じゃなくてよかった(笑。
行動力は素晴らしい。
でも、心配で心配でたまらない。
そして、この人と知り合ってよかった。
呑みながら話しをした彼と、この本と書いている彼は紛れもなく同じ人物です。
本当に飾らない人。
志があって、突き進んで行く人。
成功するためのハウツー本ではありません。
そして、自分の功績をたたえる自慢本でもありません。
この本は読み終えた後、自分は何をすべきなのか考えさせてくれます。
見ないフリなんかしなくてもいいんだって事を教えてくれます。
自分でもできることがあると勇気づけてくれます。
本当に大事な事は何なのか、大事にしたい事は何なのか。
それは人それぞれ。
自分を信じて突き進む彼を羨ましく思い、誇りに思います。
是非読んでみてください。
*ちなみに、日本での髪の毛の寄付の話しを彼に相談してたのですが−
人毛の髄が抜けるまでかなりの年数(5年以上)がかかり(今利用されている毛は数十年前の中国で売買されたもの)、現代の日本で化学的(染め・パーマ)な施しをしないまま伸ばしている人が皆無に等しいこと、技術の発達で、人工毛のデメリットが少ないこと。
以上より、具体化するのは自己満足にしかならないのかもしれないと感じ、ハイチに千羽鶴を送るや送らないの話しに近いのかと思っています。
【関連する記事】
是非読んでみて下さい。
がんばってる同世代ってすごくいい刺激になるよね。